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ブランディングは販売戦略に不可欠。マーケティングとの関係性とは

市場が成熟してあらゆるモノにあふれている今、品質のよい商品・サービスを提供するだけでは競合他社との差別化を図ることが難しくなりつつあります。

自社の商品・サービスの販売戦略を考える際には、ブランドの付加価値を創出するためのブランディングが欠かせません。ブランディングに取り組むことで、ブランドの独自性や類似商材との競争優位性を確立して、品質・価格だけではなく「この商品だから欲しい」というファンの獲得につなげられます。

企業担当者のなかには「ブランディングの定義をよく理解できていない」「マーケティングと何が違うのか分からない」などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ブランディングとマーケティングの違いや関係性、ブランディングの取り組みによってもたらされる効果について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ブランディングとマーケティングの違い
  2. 2.ブランディングとマーケティングの関係性
  3. 3.ブランディングがマーケティングにもたらす効果
    1. 3.1.①価格競争を避けられる
    2. 3.2.②マーケティングにかかるコストを抑えられる
    3. 3.3.③市場への新規参入がしやすくなる
  4. 4.まとめ

ブランディングとマーケティングの違い

ブランディングとは、商品・サービスに新たな付加価値を創出して、自社ブランドのイメージを確立したり、競合他社との差別化を図ったりする活動のことです。

一方でマーケティングとは、商品・サービスが売れる仕組みをつくるための活動全般を指します。それぞれ取り組みの概念や目的、活動範囲などに違いがあります。

▼ブランディングとマーケティングの違い


ブランディング
マーケティング
概念
新たな付加価値を創出する
商品・サービスが売れる仕組みをつくる
目的
良好な関係構築によって競争優位性を獲得する
購買行動を喚起する
活動範囲
  • ブランドコンセプトの設計
  • ブランドロゴの開発
  • 広告宣伝
  • PRイベントの実施 など
  • 商品開発
  • 市場調査
  • 広告宣伝
  • 流通販売
  • 営業活動 など

また、ブランディングとマーケティングの具体的な取り組みには、以下が挙げられます。

▼ブランディングとマーケティングの具体例

ブランディング
マーケティング
  • 地球環境に配慮していることをアピールする
  • ブランドイメージをキャラクター化する など
  • 顧客のニーズを探るための市場調査を行う
  • 新商品の機能や特徴をメディアで紹介する など

なお、ブランディングの手法と実施のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

ブランディングとマーケティングの関係性

ブランディングとマーケティングは、相互に影響し合う関係性があります。

購買行動を喚起するためのマーケティング活動に力を入れていても、ブランドのコンセプトや世界観などに統一性がなく、消費者からの共感・信頼を得られなければ、長期的な売上にはつながりにくくなります。

また、ブランディングによってブランドの価値を高めたとしても、消費者との接点を拡大したり、購買行動を促進したりするマーケティング活動が十分でない場合には、売上の拡大にはつながりにくいと考えられます。

自社商品・サービスの独自性や競争優位性を構築して、長期的な売上につなげるには、ブランディングとマーケティングを連動させて取り組むことが重要です。

ブランディングによってブランドの魅力的なイメージを確立・浸透させて、それに基づいた統一感のあるマーケティング施策を打つことで、取り組みの効果を増幅させて売上にもよい影響をもたらすと考えられます。

ブランディングがマーケティングにもたらす効果

企業がブランディングに取り組むことで、マーケティング活動によい効果がもたらされます。期待できる効果には、次の3つが挙げられます。

①価格競争を避けられる

1つ目は、価格競争を避けられることです。

ブランディングによって自社商品のブランド価値が向上すると、価格以外の面で競合他社との差別化を図れるようになります。

その結果、競合他社の商品と無理な価格競争をせずとも、自社商品を手に取ってもらいやすくなることが期待できます。

②マーケティングにかかるコストを抑えられる

2つ目は、マーケティング活動のコストを抑えられることです。

ブランディングを通して、自社ブランドの魅力・コンセプト・世界観などを発信することで、それに共感や愛着を持つ顧客が増えて顧客ロイヤルティの向上につなげられます。

顧客ロイヤルティが向上すると、指名買いが行われやすくなり、既存顧客のリピート購入やアップセル・クロスセルを狙えます。その結果、新規顧客を獲得するよりも少ないコストで売上の確保が可能です。

また、顧客ロイヤルティが向上すれば、企業やブランドに対するよい口コミが広がり、新規顧客の獲得にもよい影響をもたらすと考えられます。

近年では、販売員を押し出し、人と人とのコミュニケーションをとることでブランディングにつなげることも重要視されています。人対人としてコミュニケーションを取ることで信頼関係を構築でき、自社製品を選んでもらいやすくなります。

③市場への新規参入がしやすくなる

3つ目は、市場への新規参入がしやすくなることです。

ブランディングによって、企業や商品の知名度が拡大したりイメージが定着したりすると、ほかの市場にも新規参入がしやすくなります。既存のブランド力を基盤として、新たな業界・分野に参入する経営戦略は“ブランド拡張”と呼ばれます。

ブランド拡張では、主力とするブランドが確立されていない企業が市場に新規参入する場合と比べて、より有利な状態で新規事業を開始できるため、成功する可能性が見込みやすくなります。

なお、ブランディングの効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、ブランディングとマーケティングについて以下の内容を解説しました。

  • ブランディングとマーケティングの違い
  • ブランディングとマーケティングの関係性
  • ブランディングがマーケティングにもたらす効果

自社商品・サービスの独自性や競争優位性を構築して、長期的な売上を獲得するには、ブランディングとマーケティングを連動させて取り組む必要があります。

ブランディングを通して自社ブランドの価値が向上すると、競合他社との価格競争を避けられるほか、マーケティングコストを削減できる、市場への新規参入がしやすくなるなどの効果が期待できます。

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