抱えていた課題 | ビジネスパーソン向けのパーソナルカラーメディア「WATASHINO」を事業成長させたい。 |
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価値共創への期待 | 紙製品にとどまらず、デジタルコンテンツやパーソナルカラーといった別のサービスとのシナジーによる新たな山櫻の発見。 |
共創後の効果 | パーソナルカラー名刺を使ったABテストの結果、商談への遷移率が2.1倍。「紙製品の山櫻」から「ビジネス成長に寄り添う山櫻」という新たな道筋を見出した。 |
笠原さま:弊社とコニカミノルタさんは従来からビジネス上の繋がりが強く、特に印刷関連で長いお付き合いをしておりました。そんな中、コニカミノルタさんから「仕事を創る価値共創」のご提案がありました。弊社としても、デジタル名刺や動画、小ロット印刷での販促など新しい仕掛けが必要と思っていたところでしたので、非常に魅力的なお取り組みと感じました。
前田さま:特に、2018年に立ち上げたパーソナルカラーメディア「WATASHINO」は総PVが120万を超え、立ち上げ当初よりかなり注目度が高まっていました。ここからもう一段ビジネス的にも成長して新しい山櫻を発見できないか。不安とワクワクを抱えながら、共創によってどんな価値が生まれるのかにチャレンジすることにしました。
笠原さま:コニカミノルタさんの価値共創事例をご紹介頂いたり、弊社からもパーソナルカラーメディア「WATASHINO」や名刺作成サービス「TSUTAFU」の紹介をしたりと、対話によって具体的な取り組みイメージを絞っていきました。その中で、ビジネスモデルキャンバスを用いた、弊社の進化の仮説をご提示いただいたのですが、まさに今まで確かめたいと思っていたけどできていなかったことでした。
前田さま:コニカミノルタさんが出展する展示会でパーソナルカラー名刺を活用し、商談獲得が多くなるか。実際のビジネスの場を活用したABテストをすることにしました。これはつまり、パーソナルカラーの活用場面を具体的にし、顧客像や提供価値を洗練。パーソナルカラーがどこまでビジネス成長に寄与できるかを確かめる新たな取り組みを意味していました。
笠原さま:ABテストの結果、パーソナルカラー名刺の方がその後の商談に2.1倍も遷移しやすいことが分かりました。第一印象で決まりやすい展示会の場面で、N1とは言えこのように定量的な結果が出たのは非常に嬉しく思います。
前田さま:実際に展示会にアテンドされた方へのインタビューでは、「もう普通の名刺に戻れない」といった嬉しいお言葉や、「たとえ口下手でも営業の一歩目を簡単に踏み出せる」といった前向きなお言葉を頂きました。定性的にも効果を実感いただけたようで大変嬉しく思います。
笠原さま:海外と比べ日本はビジネス上で似合う色を取り入れるという認知が低く、スペシャリストに自分にあった色を診断してもらえるパーソナルカラーは今後発展するポテンシャルを秘めています。これからのビジネスは会社単位ではなく、”個”が勝負になる。個に寄り添い、ビジネス成長に貢献する新しい山櫻を今後作っていきたいと思います。その中で、コニカミノルタさんと一緒に、より多くの方々にパーソナルカラーを取り入れる仕掛けづくりを継続して創り上げていきたいと思います。
前田さま:パーソナルカラーをより広げていくとともに、より個を表現するデジタルコンテンツの拡充など、Web事業に直接的につなげていくことによる収益向上も早期に作り上げたいです。お互いのサービスを技術的にも繋げていくなど、メーカーであるコニカミノルタさんだからこそできる新しい共創にもチャレンジし、共に成長していきたいと思っています。
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