日本エンドレス株式会社様
価値共創事例

「人間らしさ」を意識した紙コミュニケーション!
BtoBでも「ヒト」から「ヒト」へを意識し、
LTV向上に繋げたパーソナライズ
DMとは

日本エンドレス株式会社

マーケティング戦略室
取締役 室長
齋藤 香織

日本エンドレス株式会社

マーケティング戦略室
鈴木 裕二 様

抱えていた課題

レンタルマット販売という限られた市場の特性上、今以上の新規顧客獲得や顧客育成が難しいと考えていた。その状況の中で、お客様とどのようにコミュニケーションを図れば良いかを課題としていた。

共創への期待

お客様に寄り添ったスタイル(顧客1社につき営業やフォローの担当者が3名付くなど)の強みをAccurioDXを通じてアピールすることで、人にオススメできる会社へ成長できる期待感があった。

共創後の効果

営業担当者と顧客との関係性を活かして作成したパーソナライズDM(企業対ヒトではなくヒト対ヒト)でリニューアルマットご案内ページへのQR遷移率が1.6倍アップでその商品の問い合わせ数も4倍アップした。また商品購入率も2.3%であり費用対効果にも満足いく結果であった。

どのような背景でコニカミノルタとの価値共創活動を始めたのでしょうか?

斎藤香織さま:限られた市場(レンタルマット業者へ)と商品(レンタル用マット販売)という特性上、今以上の新規顧客獲得や顧客育成は難しいと考えておりました。また、顧客にアナログ世代が多く、メールでの商品やサービス案内は読んでもらえない、FAX案内では、慣れもあり、あまり顧客に刺さらない状態が続いていた。

鈴木裕二さまアナログ中心で動いていた販促にデジタル化に切替、展開をしていたが、思いのほか浸透できずにいました。その時期に足を延ばした「DX EXPO」でコニカミノルタさんのブースに寄らせて頂きお話を伺った時に当社グループが求めているものにマッチしてたので共創を始める事にしました。アナログの良さと通常とは異なるDMでインパクトを残し、中身にデジタル要素が加われば、今までとは違う結果がでるのでは?という期待感がありました。

どのように価値共創を進められましたか?​

斉藤香織さま:AccurioDXの想いに共感していたので、低リスク・低コストなスモールでのテストを実施してパーソナライズ紙施策の効果を検証してみたいと考えていました。今回の施策の企画初期段階ではどの事業部を対象にするか、狙いはリードナーチャリングor既存顧客のLTVアップにするのか、自分達が成し遂げたいことは何かなどのコンセプト設計をコニカミノルタさんに伴走いただきながら密に協議を重ねました。第3事業部にてマットリニューアルの案内をオファーし、既存顧客のリテンション施策としてLTVアップを図ることにしました。

鈴木裕二さま:DMのデザインを設計する上で、どのようなメッセージや画像を掲載すべきかや効果検証の方法についてもコニカミノルタさんと協議を重ねました。最も重要視したのは企業からのメッセージではなく営業担当者からのDMであることを意識(企業対ヒトではなくヒト対ヒト)することで、顧客との関係で築いたよりパーソナルな情報を掲載することや営業担当者の顔写真を載せることにしました。また、効果検証ではGoogle Analyticsを活用してQRコードの遷移数を計測することにしました。

1to1DMのイメージ

価値共創でどのような成果が得られましたか?

斉藤香織さま:パーソナライズ有無によってどの程度効果に差が出るかを把握したかったのでABテストを実施することにしました。QRコードへの遷移数、マットに関する問い合わせ数、マットの購入率を計測項目としました。パーソンライズDMにしたことでリニューアルマットの案内ページへのQR反応率は約1.6倍アップ問い合わせ数は4倍アップしました。また商品購入率は非パーソナライズDMが0%に対してパーソナライズDMが2.3%であり、費用対効果の部分でも満足のいく結果だったと考えています。正直ここまで効果があるとは思っていなかったので今回の施策には大変満足しております。

鈴木裕二さま:コニカミノルタさんと共創していく中で、小さくても良いからまずはやってみようというマインドが大事であることを学べたことは大きかったです。

今後、どのような価値共創をしていきたいですか?​

鈴木裕二さま:当社グループは、商売やサービスが異なる部署が多数あります。今回を起点に他のグループや部署でも試していこうと考えています。当然成果を上げていかなくてはならないので、PDCAを繰り返し、精度を向上させ結果に繋げていきたいと思います。次回施策の企画検討も開始しており、引き続きコニカミノルタさんと継続的に共創させて頂きたいです。

編集後記:斎藤さま、鈴木さまのお二人ともマーケティングにおいて紙の影響力は大きいと感じておられたので、初めてお会いした時から共感することが多く共創活動も大変スムーズに推進出来たと感じております。紙のチカラを見える化するための企画を推進していく中で、大変お忙しいにも関わらずメッセージの内容や掲載内容に関して私の想いを汲んでくださり大変有難ったです。結果として一定の効果に繋げられたことは大変嬉しく思っておりますが、今回の共創を受けて継続的にパーソナライズ紙施策を実施していくと仰って頂いたことが何よりも嬉しかったです。今後も日本エンドレス様のご発展に向けて貢献致します!

貴社もコニカミノルタと価値共創しませんか?

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